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山村若三 近影

山村若三(やまむらわかみ)

岐阜県出身
母、山村若稲寿に師事、その後
四世山村若、
山村糸(五世追贈)の指導を受ける

85年四世宗家より若三の名を許される

岐阜市舞踊協会を経て、95年上京
日本舞踊協会 東京支部城東ブロック所属




日本舞踊の人口は年々減少しています。
日舞ばかりでなく、およそ古典芸能と呼ばれるものの多くは、時代とともにその内容が人々の
生活から乖離し、 難解になり、やがて興味を失われるのです。

しかし、 舞は現代の日本が失った「古きよき日本」の痕跡を、普遍性を持って留めています。
古い芸能に触れると感じるのですが、昔の人々の豊かな教養と卓越した創作力には本当に
驚かされます。

二百年続く山村流の芸を後世に残すために、今私にできること、やって見せられることを、
ひとりでも多くの人々に会って伝えられたらと思います。